1.未経験からのIT転職、初めにするべき事

履歴書の作成

まずは履歴書を最新の物に作成しなおしましょう。

ポイントは三つ

通常のこの三つを重点的に見直しましょう。

• 今の自分のスキルを棚卸し。

現時点でのIT関連のスキルは余り書かない方がいいです。
なぜならば未経験という時点でそこは先方には覚えたての言葉をただ使ってるだけとしか見えません。
ただしhtml,cssとpythonのリファレンスと、フレームワーク一つ位は学習しておいてその旨は書いておいた方がいいと思います。

IT転職するまでに学習しておいた方がいい物の記事リンクを置いておきます。

ポートフォリオの作成

ポートフォリオ、成果物はあった方が確実にいいです。

大企業でない限りはエンジニア出身の人事の方もしくはそれに近い方が採用担当の可能性が大です。

IT企業という場所自体、論理的にこれは〇こっちは×という判断の場だったりするので未経験なりに何か見せられる成果物があるのとないのとでは全然結果も違ってきます。

ポートフォリオにどんな物を作ったらいいのかわからないです。という場合は

• WEBアプリ
• WEBサイト

この二つを作ってみてはどうでしょう。

勿論クオリティ的にある一定のクオリティでないとダメなので

ポートフォリオに作るべき物の記事のリンクを置いておきます。

オンライン面接への対応

オンライン面接への対応です。これは一番簡単でPCがあればマイクを2000円程度の物を買うだけで大丈夫です。

自分が面接官だとしてオンライン面接時にマイクがノイズで何を言ってるのかわからない方の合否は判別がつかないというかつかない以上は不合格にするしかなくなります。

実はノートPCに付属しているマイクをそのまま使うとノイズやらなにやらを拾ってしまい本当にまずいです。

かと言って高級なコンデンサーマイクは数万円しますので敷居が高い、ではどのラインのマイクを買えばいいのか？

という事なのですが数千円位の物で十分です。ただしお金をちょっと掛けるのとそうでないのとではまるで結果違いますので。

ここは本当に注意してください。

2. 30代、40代からの未経験IT転職は可能か？

勿論可能です。実際に筆者は43歳の時にIT実務経験はゼロで転職しています。

ただし、前提条件として頭に入れておいて貰いたいのは、求人を出しているIT企業様にもタイミングがあり入社を待ち望んでるタイミングもあれば仕事で大忙しの為、話を聞く時間もないようなタイミングもあるという事です。

確立的には30社に応募して5社程度面接→1社いいお返事が頂ける。

これ位の体感です。

筆者がIT未経験からの転職をした時は120社程度応募して3社から選んだ状況でした。

IT転職活動のロードマップの記事のリンクを置いておきます。

3. 優良な転職先企業を見つける方法

IT業界ではテレワークや学歴に関係ない成果主義、継続的な学習ができれば結果が出せるという状況の為、常にある一定の求人需要があります。

ただし未経験で入る場合そこは本当に甘くなく1～3年は忍耐が必要です。

その1～3年の期間を見習い期間としてある程度甘く見てくれる余裕のある企業と言うのはかなり限られてきます。

自分はPythonのリファレンス本を暗記するくらい読みましたし。djangoのフレームワークも使って個人サービスも開発しています。

そんな方もいるでしょう。

でもエンジニアとして真に企業から求められる能力と言うのは本から得た知識を暗記していることでも新しい技術をいち早く使えるようになることでもないのです。

ではそれは何かと言うと”カン”です。

どの値がどのような処理をされてどこから読み込まれて、そういったぼんやりとした全体の流れを把握する能力。

この能力を1-3年で培っていくという事がエンジニアを育てるという事になります。

エンジニアを育てる気がある企業を見つける。

物凄く難しい作業を実は一番初めにしなければならないのですが、

・面接時にエンジニアとして育てる気がある雰囲気を伺う。

・無理なくスケジュールを組んであるか。

・面接時の社内の雰囲気。

この辺りになってくるでしょう。具体的に言うと

・年間休日120日
・テレワーク対応

この二つを踏まえた上で探すのがいいと思います。